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 オーストラリア一人旅
 【オーストラリアのクリスマスを楽しむ】  
  12月24日(火)は、朝からオプショナルツアー「パッフィンビリーとダンデノン丘陵半日ツアー/英語ツアー」に参加しました。大型バスでダンデノン丘陵に向かい、モーニングティーのサービスを受けながら餌づけされている野鳥たちと触れ合ったり、ダンデノン名物のパッフィンビリー蒸気機関車に乗ったりして楽しい時を過ごしました。午後は、ヤラ川周辺を散策したり、シティ・サークル・トラム(シティ中心部を巡回している無料のトラム)に乗ったりしました。
 クリスマスイブの夕食はHさん宅で。でっかいステーキでした。ステーキを焼くのはご主人の仕事です。楽しい夕食になりました。
 
餌づけされている野鳥たち

 パッフィンビリー蒸気機関車
 
シティ・サークル・トラム
  25日はクリスマス。朝からにぎやかです。Hさんご夫妻の長女のご家族が訪ねてみえました。Hさんご夫妻は2人のお孫さんに囲まれて笑顔いっぱいです。さあ、クリスマスプレゼントの交換です。ご家族で互いにプレゼントし合っている様子は素敵でした。私もプレゼント交換に参加。ワインをいただきました。また、日本から持ってきたプレゼントをHさんに渡しました。続いて、この日の昼食はビッグランチ。親戚の家に、ご家族や友人の皆さんが料理持参で大集合。飲んだり食べたりお話したりして、楽しい時間を過ごしました。お寿司やエビも出ました。若者たちは水着になってウォータースライドを楽しんでいました。踊りも披露してくれました。
 25日は市内の店や施設はほとんど休業。オプショナルツアーも不催行でした。

私がいただいた
クリスマスプレゼント


グレートオーシャンロード
  26日はBoxing dayです。メルボルン南部、グレートオーシャンロードにあるHさんの別荘(beach house)でのんびりと過ごしました。グレートオーシャンロードの美しい海岸線やビーチを見ることができました。
 オーストラリアで人気のあるスポーツはオーストラリアンフットボールとクリケットです。この時期はクリケットのシーズンです。テレビでは、オーストラリアとイギリスの対戦が長時間にわたり放映されていました。
  オーストラリアの夏のクリスマス、最高でした。
 26日の夕方、Hさんご夫妻に送っていただき、宿泊するホテル(Mansion Hotel & Spa at Werribee Park)に入りました。
   
  【オーストラリアの世界遺産を巡る】
 ◇世界遺産・エアーズロック
  12月27日(金)の朝早くホテルをチェックアウトし、メルボルン・アバロン空港6時発のジェットスター機でシドニーを経由してエアーズロックに向かいました。エアーズロックには12時35分に到着。迎えの車でエアーズロックリゾートに入り、宿泊するホテル(Outback Pioneer Hotel)にチェックインしました。
 午後4時10分に「カタジュタ・ウォルパ渓谷散策とウルルサンセットツアー」に出発しました。バスでウルル-カタジュタ国立公園に入り、まずカタジュタ(オルガ岩群)を見学しました。そして、ウォルパ渓谷を1時間ほど散策。目の前に壮大な岩石の群れが広がり、感動しました。その後、ウルルサンセット会場にバスで移動し、夕暮れ時のウルル(エアーズロック)の様子を、ワインを飲みながら楽しみました。写真を見て分かるように、日の入り前後のウルルの岩肌の違いが印象的でした。

カタジュタ(オルガ岩群

カタジュタ

ウォルパ渓谷を散策

日の入り直前のウルル
 
日の入り直後のウルル
 28日は、ホテルのチェックアウトを済ませて、夜明け前の4時55分に「ウルルサンライズ、登山、麓めぐりツアー」に出発しました。バスでウルルサンライズ鑑賞会場に到着し、軽く朝食をとりながら、日の出前後のウルルの様子を楽しみました。その後、登山口に移動し、ウルル登山。絶好の登山日和で、登山口は開いており、登山にチャレンジすることができました。ウルルの標高は東京タワーとほぼ同じです。登山道の鎖を持ちながら登りました。私は、登山道の約3分の1しか歩きませんでしたが、頂上付近までは登りました。そこからカタジュタを望むことができました。登山は疲れましたが、登った後は大変気持ちよく、素晴らしい体験になりました。下山後バスで移動し、「クニヤウォーク」を日本人ガイドの方の説明を聞きながら歩きました。アボリジニのアナング族の描いた歴史的な壁画や泉(昔は水場として利用していた)などを見学しました。 
 
サンライズ時のウルル

白く見えるのが登山道

ウルルの頂上付近から
カタジュタを望む

アボリジニが描いた壁画

クニヤウォーク
 
ウルルを上空から見た形
  40度を超えるような暑さでしたが、乾燥しているので、汗はあまり出ませんでした。なお、ウルル−カタジュタ国立公園内に入る時は、入場券と水1リットルを必ず持参するよう、何度もガイドの方から念を押されました。また、この一帯はアボリジニにとって聖地であり、立ち入り禁止、撮影禁止の場所もありました。
 この後、エアーズロック空港まで送っていただき、、12時35分発のバージンオーストラリア機で、シドニーを経由してゴールドコーストに移動しました。ゴールドコーストでは、サーファーズパラダイスにあるTrickett Gardens Holiday Innというホテルに宿泊しました。ここでの困った出来事を一つ記しておきます。チェックイン時は週末の夕方でした。そのため、このホテルのフロントがすでに閉まっており、どうしたらよいか分からなくなりました。困っていると、同じホテルの宿泊客であるオーストラリア人の方が助けてくださいました。私が宿泊する部屋のカギはセキュリテイボックスの中に入っていたのです。部屋に入ることができ、助けてくださった方に大変感謝しました。空港からの送迎は英語のオプショナルツアーで頼んだので、チェックインまでは付き添ってくれません。しかし、日本語の送迎ツアーならチェックインまで面倒を見てくれることになっていたので、そちらを頼めばよかったと後悔しました。次回からは、何かあった時のために
よく考えて計画したいと思いました。ホテルは設備もよく、従業員の方も親切で、それ以後はチェックアウトまで快適に過ごすことができました。
 ◇ゴールドコーストの世界遺産
  12月29日(日)は、朝9時から、ツアーバスで「ラミントン国立公園とタンボリンマウンテンツアー」に出発しました。ゴールドコースト市内、ユーカリの森を通って、タンボリンマウンテン(標高600mの高原)に向かいました。そこでギャラリーウォークを楽しみ、ワインの試飲をしたり、マカデミアナッツを買ったりしました。ところで、ユーカリの木は、コアラで有名ですが、乾燥を好み油分が多く、「火事をよぶ木」と言われているそうです。ちょっと怖い話ですね。
 その後世界遺産になっているゴンドワナ多雨林地域のラミントン国立公園に向かいました。その途中、アルパカ牧場に立ち寄り、アルパカと記念撮影しました。ラミントン国立公園では、オライリーズでランチ休憩。そして、世界遺産の亜熱帯雨林の中を散策しました。氷河期、恐竜が栄えた時代の森林がそのまま残っています。世界でこの地域だけだそうです。写真を見て分かるように木の根が地表に見えています。そのため倒れやすいのです。木の周りに他の木(最初はロープのように細い状態)が上からからみつきます。その様子から、周りにからみつく木を「しめ殺しの木」と呼ぶと、ガイドの方が言ってみえました。やがて、中の木は腐っていきます。その養分をもらって周りの木が大きくなるのだそうです。そして、中は空洞になってしまいます。森林の中にはシダ類も多く見られました。つり橋を渡りながらの散策は、スリルもあり楽しかったです。散策の後は、鳥の餌つけもしてみました。このツアーからの帰路、途中から夕立が降り始めました。久しぶりに聞く雷の音でした。
 
木の根が地表に見えている

アルパカ牧場
 
マカデミアナッツの店
 
木の中は空洞
 
シダ類
 
公園内のつり橋
  夕方5時40分からは「ゴールドコースト・土ボタルツアー」に出発しました。夕立の中、スプリングブルック公園のナチュラルブリッジに向かいました。ナチュラルブリッジでは、暗い中、カッパを着て足元を懐中電灯で照らし、日本語ガイドの方の説明を受けながら、静かに散策しました。土ボタルはグローワームと呼ばれる昆虫で、それらが放つ青白い光はとても美しく幻想的でした。異次元の世界にいるような感じでした。ガイドの方から亜熱帯雨林の中の木の説明も聞きました。それによれば、「しめ殺し」ではなく、互いに支え合っているということでした。この木は、スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」のモデルだそうです。宮崎駿監督はこの地で構想を練り、スタジオジブリを立ち上げたのだ、とガイドの方から教えていただきました。
 ホテルへの帰路、レストランに寄り、オージースタイルのディナー(ステーキ)を、ツアー参加者の2人の方と一緒に楽しみました。 
 
ナチュラルブリッジ
 ◇サーファーズパラダイスを散策
 30日は、ホテルを10時前にチェックアウトし、サーファーズパラダイスを散策しました。なお、大きな荷物はホテルに預かってもらいました。サーファーズパラダイスにはオーストラリアで最も高い323mの超高層ビル、キューワン(Q1)があります。この日は最初にそこを訪れました。その77階にある地上230mの展望フロア「スカイポイント」からの眺めは、大変素晴らしいものでした。美しい海岸線、市内を流れる川が印象的でした。その後、ショッピングをしたり、昼食をとったり、砂浜を歩いたりしました。店には日本人スタッフも多いようです。2つの店でお土産を買いましたが、共に日本人の方が対応してくださいました。午後3時過ぎに迎えの車で空港へ移動し、帰国の途に就きました。
 
スカイポイントから見た海岸線
 
市内を流れる川
 
砂浜から撮影
 

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